サステナブル社会の実現に向けて挑戦を続ける。
富士フイルムは、社会課題の解決と持続可能な社会の実現への貢献を目指し、「ヘルスケア」「マテリアルズ」「イメージング」の3つのセグメントで事業を展開しています。
「ヘルスケア」セグメントでは、アンメットメディカルニーズへの対応や医療サービスへのアクセス向上、疾病の早期発見を目指し、最先端の製品・サービスをワールドワイドに提供しています。医療用診断分野では、最先端の画像処理技術やAI技術など独自の技術を核に、CT、MRI、X線診断装置、超音波、内視鏡などの幅広い製品ラインアップで新たな価値の創出に取り組んでいます。またバイオ医薬品の開発・製造受託(CDMO)では、高品質なバイオ医薬品の安定供給や、先進医療分野である遺伝子・細胞治療薬のプロセス開発・製造受託を推進しています。
「マテリアルズ」セグメントでは、デジタルトランスフォーメーション(DX)が進む時代の安心・安全な社会づくりへの貢献を目指しています。5G、AI、自動運転などの発展に向けた最先端半導体の製造に不可欠な機能性材料の開発や製品ラインアップ拡充などに取り組んでいます。また、ディスプレイ材料や産業機材など、当社技術を生かした高付加価値製品の開発を推進しています。
「イメージング」セグメントでは、撮影したその場で写真をプリントして楽しめるインスタントフォトシステムやハイエンドのミラーレスデジタルカメラ、プリントサービスといった高品位・高性能の製品・サービスの開発・提供を通して、人生を豊かにする写真の価値を発信し続けています。
世界には依然として数多くの社会課題が存在しています。富士フイルムグループはこれからも事業活動を通じて持続的な成長と企業価値の向上を図るとともに、社会の持続的発展に貢献することを目指していきます。
代表取締役社長・CEO 後藤 禎一