富士フイルムの成長を支える重点事業分野 フラットパネルディスプレイ事業

世界的な需要増、「液晶ディスプレイ用フィルム」の目覚ましい成長

写真フィルムでおなじみの富士フイルム。
しかし、同じ「フィルム」でも、現在は液晶テレビなどに搭載されている「液晶ディスプレイ用フィルム」の事業が目覚しい成長を続けており、新たな富士フイルムの中核事業となっています。液晶ディスプレイ用フィルムには写真フィルムの製造技術が応用されています。

写真:液晶パネル

身の回りにある液晶ディスプレイには富士フイルムのフィルムが使用されています

急速に普及する液晶テレビ、パソコンや携帯電話など、液晶ディスプレイの製造には光・色をコントロールするフィルムの搭載が不可欠です。拡大する液晶ディスプレイの市場で、液晶ディスプレイに欠かせないフィルムの製造・供給で当社はこの市場をリードしています。

グラフ:液晶ディスプレイ面積の伸び。液晶ディスプレイは、2010年には2006年度対比で約2倍になると考えられます。

液晶ディスプレイ用フィルムを供給しているのは富士フイルムを含め数社のみ

液晶ディスプレイに使用されるフィルムには、映像を鮮明に映すため、透明性に優れかつ光学的に歪みのないフィルムであることが求められます。当社は写真フィルムのベースに使われているタックフィルムの付加価値をさらに高め、液晶ディスプレイ用に供給しています。その製造は非常に難しく、供給しているのは世界でも当社を含め数社だけです。

4つの主要製品

1.タックフィルム
光学的に歪みがなく、透明性に優れた特性を活かし、安定した美しい映像を実現
2.ワイドビュー(WV)フィルム
液晶の弱点と言われる視野角の狭さを補正し、液晶の画面を斜めや上から見ても美しく見られるためのフィルム
3.反射防止(CV)フィルム
外光の影響による画像の見にくさを低減するフィルム
4.トランサーフィルム
このフィルムから赤・緑・青・黒の色層をガラス基板に転写し、カラーフィルターを作る
図:液晶ディスプレイ(TN-TFT LCD)の断面構造図

詳しくは、「フラットパネルディスプレイ材料」をご覧ください。

世界的に需要が拡大し、高成長を持続

世界的な液晶ディスプレイの需要拡大に合わせ、タイムリーにフィルムを供給できるよう積極的に生産能力増強を推進しています。また当社はこの事業を成長事業と位置付け、研究開発や設備投資等の経営資源を集中投資し、事業規模のさらなる拡大を図っていきます。

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