
インスタントカメラ チェキ
1998年、富士フイルムは全く新しいタイプのインスタントカメラ、チェキを発売しました。発売から10年以上経過し、デジタル化が進展している今日でも、チェキは女性を中心に高い支持を得ており、特に近年では、東アジアの女性の間でその魅力が広がり、生産が需要に追いつかないほどの人気となっています。
instax mini(通称チェキ)は1998年11月、「コンパクトカメラ感覚、誰でも、どこでも、写したその場で、すぐに見せたい、残したい。そして、あげたい写真が得られる。」をコンセプトに発売された、当時としては全く新しいタイプのインスタントカメラでした。
チェキは、フィルムパックを本体にセットし、通常のインスタントカメラと同じようにシャッターを押すだけで、その場で写真がプリントされる手軽さから、発売以来、根強い人気を誇ってきました。また、その機能やデザインも、時流に合わせて進化してきました。

チェキで撮影された名刺サイズの写真は、フィルムの周りにフレーム枠があり、手軽に書き込みなどのアレンジが楽しめるほか、流行にあわせて、人気キャラクターとタイアップされた機種やフィルムも販売されています。また、カメラのボディにデコレーションシールを貼り付けることで、チェキ自体を好みに装飾することもできます。
製品についての詳細は、下記のWebサイトをご覧ください。
発売から10年以上が経過しているチェキですが、デジタル化が進んだ今日でもその人気は衰えていません。
韓国では2009年以降、ターゲット層の女性に人気の高い芸能人のブログなどでチェキを採り上げていただくことで、口コミベースでその魅力が広がり、また、ドラマで使用されたこともあって人気が高まっています。イベント会場で積極的にチェキを使用し、メディアへの露出を高めるなどの工夫もあって、現在では韓国だけでなく、東アジア全体で10代後半~30代の女性を中心に高い支持を得ています。
また、チェキが海外で好評を得ている理由の一つに、その日本的なデザインもあります。チェキはキャラクターとのコラボレーションやそのデザインなど、日本人の考える「かわいさ」を意識してつくられています。特に東アジアにおいては日本文化の人気が高く、現地の流行を取り入れた上での日本的なデザインが魅力の一つとなっています。
現在、チェキの人気は東アジアが中心ですが、今後は欧米など、より多くの地域への拡大を図ります。利用者が拡大しているソーシャルメディアを活用してチェキの写真コンテストを開催する、現地の流行に沿った商品を企画する、他のブランドとのコラボレーションを行うなど、積極的なマーケティング活動を行うとともに、拡大する需要に追いつくため、生産設備の増強を行います。
フィルムに長年携わり続けてきた経験を持つ富士フイルムだからこそ造ることができるチェキは、発売から10年以上経過し、デジタル化が進んでいる現在でもその魅力を失わず、国境を越えて支持を得ています。
注)IRピックアップの内容は掲載時のものです。製品、組織や市場の状況など、最新情報と異なる場合がありますのでご了承ください。