

インフォメーションソリューション部門の連結売上高は、ミッドレンジ系サーバ用のデータストレージテープ等の価格下落により記録メディア製品の売上が減少しましたが、モニターやノートPCの大型化と液晶テレビの急速な市場拡大に伴い、フラットパネルディスプレイ材料製品の販売が大幅に増加したこと等がマイナス要因を吸収し、7,686億円(前期比1.8%増)となりました。
フラットパネルディスプレイ材料製品では、主力製品である「フジタック」「WVフィルム」の販売が順調に増加しました。また、フラットパネルディスプレイ材料の需要拡大に伴い、現在急ピッチで生産能力増強を推進しておりますが、このたび、熊本県に富士フイルム九州(株)を設立し、第1期として「フジタック」の新工場2ラインを建設することが決定しております。今後も、高成長が見込まれる当該事業に積極的に投資を行ってまいります。
医療診断用製品では、国内外ともに、FCRやイメージャー等機器製品の販売が好調に推移し、売上が増加しました。また、大規模医療施設で高い評価を得ている医用画像情報ネットワークシステム「SYNAPSE」の機能をパッケージ化したEXシリーズを発売し、国内の中小規模医療施設に向けた普及を促進しました。内視鏡製品では、スコープの極細径化により鼻からの挿入を可能にし、患者の負担を大幅に軽減した「経鼻内視鏡」が順調に販売を伸ばしました。さらに、世界初のフルデジタル電子内視鏡システム「サピエンティア」を発売し、拡販に努めているほか、国内外の営業機能を強化し、事業の拡大を図っております。
印刷システム関連製品では、製版フィルムの需要がデジタル化の進展に伴い減少する中、中国を始めとするエマージング地域でのシェアアップに努めました。一方、ワールドワイドでのCTP化の急速な伸長に伴い、CTP関連製品の販売が引き続き増加しました。当社はこの需要増に対応するため、米国、オランダ、中国及び日本における四極生産体制の強化を進めております。
記録メディア製品では、DVDレコーダーの普及に伴い、DVDが大幅に販売数量を伸ばしました。データストレージテープ市場においては、ミッドレンジ系サーバ用では熾烈な競争が続きましたが、エンタープライズシステム「3592」(大企業向け基幹システム)用のデータカートリッジの販売は堅調に推移しました。光学レンズ分野では、カメラ付き携帯電話の市場拡大に伴い、メガピクセル対応のレンズユニットの販売が着実に増加しました。
富士フイルムホールディングスでは米国会計基準を採用しております。