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富士フイルムグループの目指す方向性

 

「第二の創業」に向けた、中期経営計画「VISION75」の取り組み

富士フイルムグループでは、事業領域の拡大と競合環境の変化を受けて、中期経営計画「VISION75」を策定し、「新たな成長戦略の構築」「経営全般にわたる徹底的な構造改革」「連結経営の強化」の基本戦略を軸に、さまざまな施策に取り組むことで、「第二の創業」を目指しています。

成長戦略のさらなる推進のため、「メディカルシステム・ライフサイエンス」、「グラフィックシステム」、「ドキュメント」、「光学デバイス」、フラットパネルディスプレイ材料・電子材料・インクジェット用材料などの「高機能材料」を重点事業分野と位置づけ、この分野に対して積極的なM&A・設備投資・研究開発投資を実施することで、新たな成長軌道の確立を目指しています。

[図]「第二の創業」に向けた、中期経営計画「VISION75」の取り組み

「VISION 75」に関するさらに詳しい情報は、以下のページをご覧ください。

TOPICS 富山化学工業のグループ会社化による医療用医薬品分野への参入

富士フイルムホールディングスは、2008年3月に富山化学をグループ会社化し、医薬品事業に本格参入しました。 富士フイルムは、医療分野の「診断」分野において、70年以上の歴史を持つレントゲン検査を持ち、独自のイメージング技術とM&Aにより、これまでに、超音波診断、内視鏡検査、核医学検査へと医療画像診断事業を次々と拡大してきました。
また、写真フィルムの開発の中で培ってきたファインケミカル技術、ファインケミカルプロセッシング技術を活用して、機能性化粧品、機能性食品などの「予防」分野でも事業を展開しています。
そして、今回の富山化学のグループ会社化により、当社の経営基盤、有機合成技術や解析技術などの技術力と富山化学の創薬力が融合することで、異業種だからできる創薬アプローチで新薬を開発し、医薬品事業を拡大していくことで、予防~診断~治療までの領域をすべてカバーする総合ヘルスケアカンパニーを目指していきます。

[図]富山化学工業のグループ会社化による医療用医薬品分野への参入

持株会社制への移行によるグループ経営体制の強化

[写真]東京ミッドタウン本社

東京ミッドタウン本社

富士フイルムグループは、2006年10月1日より持株会社体制へ移行し、グループ統括機能を果たす富士フイルムホールディングス株式会社の下、富士フイルム株式会社と、富士ゼロックス株式会社などを中心とした新たなグループ経営体制となりました。
これにより、富士フイルムホールディングス株式会社が、グループ全体の戦略立案機能を持つことで、資源配分についても全体最適の視点を重視して実施していくとともに、グループ会社のコラボレーション領域の拡大やグループ内の人事交流、共通する業務の集約による効率化なども促進していきます。

また、2007年2月には、これら3社の本社機能を「東京ミッドタウン」に集結させました。これにより、3社の戦略的なコラボレーションのさらなる拡大と具体的なシナジー効果の創出を図ります。

さらに、新たな体制に移行したこの機会を捉え、「スリム&ストロング活動」をスタートさせました。「スリム&ストロング活動」とは、富士フイルムグループのすべての組織を対象に、徹底した効率化と重点化を進め、より筋肉質で強靭な企業体質を実現することを目指していく活動です。

[図]持株会社制への移行によるグループ経営体制の強化

次々と進むグループシナジー

デジタルプリント出力システム

[写真]セブン-イレブンに設置のマルチコピー機

セブン-イレブンに設置のマルチコピー機

人々の生活様式が多様化し、利便性が求められる現代では、コンビニエンスストアはなくてはならない存在になっています。お客さまのニーズや時代の変化に合わせて、多種多様なサービスがコンビニエンスストアで提案される中、富士ゼロックスのマルチコピー機も全国約11,000店舗のセブン-イレブンで活躍しています。

そして、“複合機に新たな付加価値を”というコンセプトの下に考え出されたのが、複合機へデジカメプリント機能を搭載することでした。開発にあたっては、単にデジカメ画像を出力できるというだけではなく、出力スピード、銀塩プリントに迫る画質のよさ、光沢感、保存性などを向上させることも大きなポイントでした。

この「デジカメプリント出力システム」では富士ゼロックスのゼログラフィー方式プリントの高速・高画質化などの技術に、富士フイルムの写真の色・画質などの材料技術・画像処理技術をプラスオンすることで、従来のコピー/プリンター機能を損なうことなく、世界で初めてゼログラフィー技術による写真プリントの実用化に成功しました。操作画面の文字の大きさや色使い、安全配慮設計にも同時に取り組んだこのマルチコピー機は、全国各地のセブン-イレブンで多くのお客さまに利用されています。

プリントオンデマンド事業

[写真]ターゲット毎にカスタマイズされたダイレクトメールを作成できる。

ターゲット毎にカスタマイズされたダイレクトメールを作成できる。

近年、「顧客ターゲット別に異なるダイレクトメール(DM)・カタログを作成したい」「自費出版してみたい」といったお客さまからのニーズが高まっています。このようなニーズにこたえる印刷方法として「オンデマンド印刷」があります。このオンデマンド印刷は、作成されたデジタルデータを製版フィルムや刷版に出力せずに、直接、印刷機にデータを送り、印刷することができるため、「少量多品種印刷」「必要な時に必要な数量を印刷」が可能となっています。

富士ゼロックスの「オンデマンド印刷システム」には、富士フイルム独自の画像最適化処理技術「Image Intelligence™」と、富士ゼロックスのPrint Serverシリーズで培ったノウハウ、富士フイルムグラフィックシステムズの販売ソリューション力が融合されています。

例えば、オンデマンドプリント用の写真原稿には、デジタルカメラのデータによる入稿も多く、それらは必ずしも適切な条件下で撮影されたものとは限りません。逆光や色カブリなど状態のよくないデジタルカメラのデータも、高度なImage Intelligence™技術の「シーン解析アルゴリズム」「画像表現アルゴリズム」によって、最適な画像へと変換されます。写真点数が多くても、オートセットアップで効率よく対応することが可能であり、バラツキのない高品位な仕上がりに揃えることができるのです。

富士フイルムグループは、これからも、画像や色などに高いレベルが要求されるデジタル印刷市場において、リーディングポジションを築いていくことを目指していきます。

バイオマスプラスチックの開発

富士ゼロックスは、富士フイルムの協力を得て、植物由来成分(とうもろこし)を重量で30%以上を含むバイオマスプラスチックを開発しました。「バイオマス」とは、バイオ(bio=生物)とマス(mass=量)からなる合成語で、石油を使わない植物や動物などの生物由来の資源のことです。従来のプラスチック材料は、石油を原料として作られるため、廃棄した際に多量の二酸化炭素が排出されます。一方、とうもろこしなどを原料とした植物由来のプラスチック(バイオマスプラスチック)は、二酸化炭素排出量を極めて少なくできます。つまり、バイオマスプラスチックなら、原材料である植物は光合成によって大気中から二酸化炭素を吸収してくれるので、大気中から吸収された二酸化炭素を利用してプラスチック材料を作っているため排出される二酸化炭素の量は吸収した分だけなのです。この考え方をカーボンニュートラルといいます。 富士ゼロックスは、このプラスチック製部品を順次商品に搭載しています。このプラスチックを採用することで、従来のプラスチック(ABS樹脂)を使用した場合に比べ、CO2排出量を約16%削減することが可能となりました。

[図]カーボンニュートラルの概念

カーボンニュートラルの概念

グループ各社の採用情報

富士フイルムおよび関係会社

富士フイルム株式会社

富士ゼロックスおよび関係会社

富士ゼロックス株式会社

富山化学工業株式会社

富山化学

富士フイルムビジネスエキスパート株式会社

富士フイルムビジネスエキスパート株式会社



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