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技術シナジーの創出

 

グループ各社が保有する独自の技術シーズが横断的かつ有機的に関わり合うことで生まれる、シナジー効果の一端をご紹介します。

富士フイルム×富士ゼロックス

富士フイルムと富士ゼロックスは、長年にわたってそれぞれの事業分野で優れた技術と強いマーケティング力でビジネスを展開してきました。そして現在、デジタル技術の飛躍的な進展により、イメージングもグラフィックもドキュメントも、その領域の融合を進めつつ市場を拡大させています。

プリントオンデマンド

例えばプリントオンデマンドは、富士フイルムと富士ゼロックスの技術シナジーにより、今後大きな発展が予想されている分野です。富士ゼロックスは、オンデマンド出力領域でNo.1のポジションを獲得していますが、この事業に富士フイルムと富士フイルムグラフィックッシステムズのカラー印刷に関するノウハウやデジタル画像処理技術を注入していくことで、このNo.1のポジションをさらに強固なものとしていきます。

[図]プリントオンデマンド分野での富士フイルムと富士ゼロックスのシナジー

プリントオンデマンド分野での富士フイルムと富士ゼロックスのシナジー

インクジェットビジネス

今後、印刷分野の一部がインクジェット技術とゼログラフィ技術に置き換えられると予想されます。特に、産業用インクジェットビジネスのポテンシャルは非常に高いことから、この将来にわたる事業機会を捉えるべく、M&Aの実施により技術やノウハウを結集することで、新技術と新製品の開発に取り組んでいます。
世界最大の印刷機材展「drupa 2008」で発表された「次世代インクジェットデジタルプリンティング技術」は、富士フイルムが印刷分野のビジネスで培ってきたプリプレスのノウハウ、写真分野で築き上げてきた独自の画像処理技術に加え、富士ゼロックスのゼログラフィー技術、富士フイルムセリコールのインク関連技術、富士フイルムダイマティックスのプリントヘッド技術など、グループの総力を集めてデジタルプリンティングの世界に挑んでいます。

バイオマスプラスチック

[写真]富士ゼロックス 技術開発本部DfEグループマネジャー 高木 誠一、富士フイルム R&D統括本部生産技術センター主任研究員 田代 朗

  • 富士ゼロックス
    技術開発本部
    DfEグループマネジャー
    高木 誠一(左)
  • 富士フイルム
    R&D統括本部
    生産技術センター主任研究員
    田代 朗(右)

※肩書きは開発に携わった当時のものです。

近年、環境配慮型素材としてバイオマスの活用が注目される中、富士ゼロックスと富士フイルムは、植物(とうもろこし)由来成分30%(重量比)以上のバイオマスプラスチックを共同開発。これを機構部品として採用した複合機を発売しました。今回開発したバイオマスプラスチックを製品に採用することで、従来のプラスチック(ABS樹脂)を使用した場合に比べ、材料調達から廃棄処理段階に至るまでのCO2排出量を16%以上削減できます。


相思相愛だったバイオマスプラスチック開発

富士ゼロックスが将来技術のひとつとしてバイオマスプラスチックに注目したのは、2002年9月。高木は、「競合他社に先駆けるためにも、広く富士フイルムグループ内で関係するところを探そうと思い、付き合いのあった富士フイルムの知人に相談したところ、現在の研究開発統括本部 生産技術センターを紹介してもらいました」と協業のきっかけについて語ります。

一方、富士フイルム側の担当者である田代は、「富士フイルムは『写ルンです』やデジタルカメラ部品などへの採用を目指して、その3年前ぐらいからバイオマスプラスチックの研究を始めていましたが、実用化には至っていませんでした。富士ゼロックスから相談を受けたときは、自分たちのやってきた研究が生かされると、願ったり叶ったりでした」と、この開発が相思相愛だったことを明かします。

富士ゼロックス部品への適応には、衝撃強度と難熱性の向上がポイント

こうして2005年2月、両社でキックオフし、本格的なバイオマスプラスチックの開発がスタートしました。当時、バイオマスプラスチックというと、農業用途からマルチフィルムやポット(植木鉢)など、強度がそれほど必要ないものがほとんどでしたが、富士ゼロックスが立てた目標は「植物由来成分25%(重量比)以上の達成と内装用部品への適応」。単に植物由来成分部品を使うのではなく、従来使用していたプラスチック(ABS樹脂)の代替にしようというのです。

これまでのバイオマスプラスチックは、高い湿気や温度で分解しやすく、機構部品として使用するには、強度や難燃性が足りないなどの課題がありました。これらを両立する技術を開発することは非常に難しいことです。田代は、「今回の開発で富士フイルムとして一番役に立てたのは、強度改善ですね」と話します。

富士ゼロックスが主に担当したのは、難燃性などの課題をクリアし、各性能のバランスをとること。「バイオマスプラスチックは、材料の調合と成形条件などの相互作用によって出来が変わってきます。富士フイルムの知見、人材、設備などの協力を得られたことは、開発において有益でした。また、テスト結果をきちんと分析して話し合い、着実なステップを踏んでいく富士フイルムの進め方も参考になりました」と高木は語ります。

大きな達成感を得られた富士フイルム/富士ゼロックスの協業

今回の開発を通じて、田代をはじめとする富士フイルム側の開発者は、大きな達成感を得たと言います。お互いに主材料からの本格的な樹脂開発は初めての経験で、発見の連続。ものづくりの楽しさを改めて認識したようです。

「とにかく、富士ゼロックスの目標設定が絶妙でした。植物由来成分の比率をもっと高める目標設定とすることはできると思いますが、他社よりも早く実用化、市場投入するために、あえて『植物由来成分25%(重量比)以上』という目標を立て、目標を上回る30%以上を達成しました。また、単なるプラスチック部品ではなく、どんな使われ方をするか分からない、ストレスのかかる機構部品に使えるものにしたのも意義のあることです」と田代は富士ゼロックスの開発姿勢を称えます。

一方、高木は「バイオマスプラスチックについては、より安価なものを技術開発するという次の課題があります。次はより密な協業関係で、一緒にやれたらいいですね」と力強く語ります。

[写真]バイオマスプラスチック部品を本体可動部分(カバー内のレバー部品)に使用したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-III C3300」

バイオマスプラスチック部品を本体可動部分(カバー内のレバー部品)に使用したフルカラーデジタル複合機「ApeosPort-III C3300」

[写真]「バイオマスプラ」マーク「植物由来成分が重量比25%以上含まれる」と認定されると与えられます。業界初の取得です。

「バイオマスプラ」マーク「植物由来成分が重量比25%以上含まれる」と認定されると与えられます。業界初の取得です。


<その他の主要開発担当者>

  • 富士フイルム:河崎英敏、柳下博一、望月正、鈴木文行
  • 富士ゼロックス:相良俊明、八百健二、森山正洋

富士フイルム×富山化学

富士フイルムグループは、写真感光剤やゼログラフィーなどで培った薄膜形成・加工、有機材料、無機材料、光学、解析、画像・ソフト等の幅広い基盤技術の下、これら技術を深化させ、融合させることでファインケミカル、エレクトロニクス、メカトロニクス、ソフトウエア等をカバーする多様なコア技術を蓄積してきました。

ヘルスケアビジネス

多彩なコア技術をさらに進化・発展させ、「生活の質の向上に寄与する」という企業理念の下、「第二の創業」実現のための成長分野の1つと定めたのが「メディカルシステム・ライフサイエンス」分野です。
医療分野の「診断」分野において、富士フイルムは70年以上にわたりX線フィルムを提供してきた歴史があり、独自のイメージング技術とM&Aにより超音波検査、内視鏡検査、核医学検査へと医療画像診断事業を拡大してきました。
2006年には、こうした技術の中から「抗酸化技術」「FTD技術」「コラーゲンの研究」を生かして「予防」分野に進出し、機能性化粧品および機能性食品を発売しました。

[図]創薬に生かせる富士フイルムの技術

創薬に生かせる富士フイルムの技術

そして、2008年3月に富山化学を連結子会社にすることで、医薬品事業に本格的に参入しました。富士フイルムの有機化合物の合成技術や解析技術と、富山化学の卓越した創薬力の組み合わせで「異業種連携による新薬創出モデル」を実現することにより、医薬品事業の拡大を図ります。

[図]異業種連携による新薬創出モデル

異業種連携による新薬創出モデル

Topics:FTD技術コンセプト

FTDとは、機能的に配合した成分もしくは素材を(Formulation)、新鮮なまま安定した状態で狙った場所に(Targeting)、タイミングよく適量を届け、効果を持続させる(Delivery)という技術コンセプト。これには、素材をナノレベルまで微細化し、分散・安定させるナノ粒子形成技術など、富士フイルムが最も得意とする技術が盛り込まれています。この技術の活用により、抗がん剤などの放出をコントロールする画期的な「ドラッグデリバリーシステム(DDS)」の開発を目指します。

関連情報

4つの領域の研究開発を通じて、革新的な商品・サービスを提供いたします。

業務用の印刷機器、印刷ソリューション、印刷関連ソフトウェア、感圧紙など。

温暖化ガス排出量の削減や化学物質管理など、さまざまな環境活動を推進しています。

環境との調和を最大限に尊重し、環境負荷の低減を推進しています。

富士フイルムグループの医療用医薬品分野をリードする創薬メーカーです。



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