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グラフィック事業での取り組み

 

圧延メーカー様との対話

2010年4月20日に、富士フイルム グラフィックシステム事業での環境活動推進担当者と吉田南工場でのPS版製造担当者の2名が、圧延メーカー様(住友軽金属工業(株)(当時)および古河スカイ(株)(当時))を訪問しました。

訪問先では、当社のクローズドループリサイクルに関連し、圧延メーカー様の「環境全般に対するお考え」、「リサイクルに対するお考え」、「リサイクルを推進するにあたって苦労されたこと」および「将来のリサイクル推進について」などご意見を伺いました。

圧延メーカー様との対話を終えて、協力してくださる方々との取り組みを維持発展させ、資源有効利用、製品全体のLCA環境負荷軽減を推進していくこと、社会に広くリサイクルの効果を分かりやすく「見える化」していくことの重要性を再認識、富士フイルムグループは今後の活動にいかしていきます。

※住友軽金属工業(株)様と古河スカイ(株)様は合併され、2013年10月1日付にて(株)UACJ様として発足されました。下記に記載の内容は取材当時の社名・ご役職のものとなります。

クローズドループリサイクルは分別努力が必要
住友軽金属工業(株)様

[写真]左から 営業本部 三木 和也さん、佐竹 誠也さん

左から 営業本部 三木 和也さん、佐竹 誠也さん

当社では、創業当時から端材アルミニウムを活材(活用できる材料として活材と呼ぶ)として小さな一片に至るまで分別(組成別に500種類に分類)して、廃棄することなく有効利用しています。アルミニウムは、添加物金属を足すことはできても引くことはできない性質があります。社内の材料は、自分達の責任で分別して不純物を排除していますが、下流から戻ってくるアルミ材料は、意図せず不純物金属が混入する可能性があり、品質上のリスクは大きいと考えています。

PS版端材のリサイクルを始める際は、PS版再生地金も同様の不安がありましたが、富士フイルムでの徹底分別、専用溶解の成果は、驚く程品質が安定しており、何の不安もなく使用しています。
新興国のアルミニウム需要の増加で、取引価格の上昇や各国の争奪戦が予想される中、アルミニウムの安定供給やアルミ資源を守るため、何度もリサイクルして使うことが大切と思います。これらを実現するために、重要な位置に居る当社も、クローズドループリサイクルに協力していきたいと思います。

CO2削減に向けサプライチェーン全体で協力していく
圧延メーカー:古河スカイ(株)様

製造工程のCO2の大幅削減は、組立てメーカーに比べ、素材メーカーはなかなか難しい状況です。ですから、製品のLCA全体としての削減の評価はとても重要な考え方です。
クローズドループリサイクルを実現するには、品質を維持するための技術的課題があります。一般に再生地金は、異物の混入による成分異常、水分付着による水蒸気爆発を懸念していますが、吉田南工場の端材の再生地金は、成分保証、水分付着がないため、問題なく導入ができています。日本のアルミニウムはほぼ100%輸入のため、クローズドループリサイクルによる資源の有効利用が、今後重要と考えています。Can to Canの成功事例でも、川上(圧延メーカー)から川下(素材を使用するメーカー、最終消費者)まで、関係する皆さんの協力で成り立っています。PS版のリサイクルでも、資源有効利用のため、協力していきたいと思います。

[写真]環境安全部 梅原 悦夫さん、佐藤 邦美さん、深谷工場 製造部 久本 利一さん、深谷工場 品質保証部 山崎 純さん、営業本部 浜崎 義生さん

左から環境安全部 梅原 悦夫さん、佐藤 邦美さん、深谷工場 製造部 久本 利一さん、深谷工場 品質保証部 山崎 純さん、営業本部 浜崎 義生さん

圧延メーカー様との対話を終えて
富士フイルム グラフィック事業部 品質マネジメントグループ(当時) 大貫 良子

[写真]富士フイルム グラフィック事業部 品質マネジメントグループ(当時) 大貫 良子

ステークホルダーの皆さまのご協力により、PS版のクローズドループリサイクルが実現し、貴重な資源であるアルミニウムを何度も同じ品質のまま使うリサイクルが回り始めています。

グラフィックシステム事業部は、このリサイクル効果を「見える化」するため、PS版の「カーボンフットプリント」を取得、表示を始めました。製品のライフサイクル全体の環境負荷をCO2換算で表す指標です。リサイクル材を使うため、環境負荷の高い新地金の使用が少なくなり、PS版のライフサイクル全体のCO2値を大幅に削減することができました。

吉田南工場 製造部(現・富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社) 吉川 直紀

[写真]吉田南工場 製造部(現・富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社) 吉川 直紀

吉田南工場で発生するPS版の端材アルミニウムのクローズドループリサイクルシステムは、圧延メーカー様まで含めて、一丸となって取り組むことで、初めて実現できたものです。PS版の製品品質を維持、確保しつつ、リサイクルを継続し続けるためには、合金メーカー様や圧延メーカー様の協力が得られたからであり、今回、その重要性をあらためて実感いたしました。今後も、ステークホルダーの皆さまとの協力を維持発展させ、資源有効利用、製品全体のLCA環境負荷軽減を推進したいと考えています。



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