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トップコミットメント

 

[写真]代表取締役社長・CEO CSR委員会委員長 古森重隆

真になすべきことは何か。
飽くなきイノベーションへの挑戦を通じて、
誠実に本業に邁進する。
新しい価値と新しい未来を創造し続ける。
それこそがサステナブル経営そのものである。

代表取締役社長・CEO CSR委員会委員長
古森重隆


創業の精神で震災に立ち向かう

「東日本大震災」により被災された方々、ならびにその御家族、関係者のみなさまに心からお見舞い申し上げますと共に、まだまだ不自由な生活を余儀なくされておられる方々の一日も早い復興をお祈りいたします。

富士フイルムグループでは、震災後、直ちに医療、写真(ミニラボ)、複写機などの設置機器を含めお客さまへのサポートをいち早く他社に先駆けて行うと同時に、義援金や、医療機器、医薬品などの提供を行いました。現在も、水や泥を被った写真やアルバムの救済や被災者の生活に役立つ情報提供のために複写機の無償貸与、放射線に関する適切な情報提供など、富士フイルムグループの事業を活かした支援活動を継続しております。今後も引き続き出来うる限りの支援を行ってまいります。

今回の震災は、未曾有の大災害であり、大きな爪痕と課題を残しましたが、一方で日本人の持つ協調と秩序の精神が世界に認知され、日本人自らも日本の底力、現場力を改めて認識する機会にもなったと思います。富士フイルムグループでも、原子力発電所の事故や寸断された交通網など厳しい状況の下で、多くの従業員が自発的・主体的に各々の社会的使命を果たすため、懸命にお客さまへのサポートや拠点の復旧活動にあたりました。かかる厳しい状況下でも自らが仲間や会社、社会や国のために献身的に尽くすという、創業以来、脈々と受け継がれてきた富士フイルムグループの原点とも云える精神が発揮されたのです。

新たな難局にも「外向き、上向き、前向き」に取り組む

富士フイルムは、2000年以降の急激なデジタル化による写真フィルムの需要減少や、2008年のリーマンショックを、創業以来の精神に加え、富士フイルムグループ従業員が一丸となって取り組んだ構造改革や事業構造の変革、現場力の強化によって乗り越え、強靭な企業体質を作りあげてきました。

今回の観測史上最大級とも言える大震災では原子力発電の安全神話の崩壊や電力不足、風評被害など多くの問題が、日本経済に甚大なダメージを与えています。これからも経済活動に影響を及ぼし続けることは必至の状況です。加えて、中東・北アフリカの政情不安、欧米の金融不安、為替や原材料価格の変動など、不安定な国際情勢が企業へ与える影響もはかりしれません。

またしても我々は、荒波の真っ只中にいるのです。

しかしながら、我々は、富士フイルムグループの精神と強靭な企業体質、そしてなによりもこれまで培ってきた先進・独自の技術力によって、これから起こるどんな難局にも正面から立ち向かい、新たな価値を社会に提供し続けることに挑戦してまいります。これこそ、リーディングカンパニーとしての社会的責任であり、サステナブル(持続可能な)経営といえるのではないでしょうか。

今後も富士フイルムグループが一丸となって、自信を持ち、攻めの気持ちを奮い立たせ、ともすれば停滞ムードが漂う日本を明るく前向きな姿勢とするきっかけになれるよう、「外向き、上向き、前向き」の意識で取り組んでいきます。

多様化するニーズに応え、社会的課題の解決に貢献する

富士フイルムグループは、これまで事業の多角化を進め、先進・独自の技術を発揮できる重点事業領域に研究開発や人材などの経営資源を集中させ、新たな価値創造に挑戦しながら、グローバルに事業を展開しています。

例えば、総合ヘルスケアカンパニーを目指して、これまでの予防・診断に加え、治療まで領域を広げ、当社独自のFTD(*)技術を使ったジェネリック医薬品の開発に挑戦しています。診断領域においても、デジタル画像診断システムを、国内だけではなく、新興国の診療所やクリニックに提供し、診断品質の向上をサポートしています。一方、事務機器の分野でも環境に配慮した小型LEDプリンターを新興国に向けて供給し、情報インフラの拡充に取り組んでいます。このように、これからも世界各地の事情に即した、きめ細かいマーケティングに注力し、多様化するニーズに応え、社会的課題の解決に貢献していけるよう、全力を挙げて取り組んでいきます。

持続可能な社会の発展に向けてイノベーションを起こし続ける

刻々と変化する社会の期待やニーズに確実に応え、新たな価値を提供し続けていくためには、現状のやり方や考え方、技術、に慢心する事は許されません。

今なすべきことはトレンドにとらわれず、イノベーションを起こしていくことです。それこそが新しい価値を生む原動力だからです。

新しい価値創造を加速させるために、富士フイルムグループは、これまでにも増してイノベーティブに行動し、社会に役に立つ新しい価値を創造し、世界中にお届けしてまいります。それこそがサステナブルな社会の発展に寄与するCSR(企業の社会的責任)に他ならないのです。

* FTD 技術:薬や化粧品の必要な成分をバランスよく配合し(Formulation)、必要な場所に(Targeting)、必要な形で届ける(Delivery)という、富士フイルム独自の技術コンセプト。

関連情報

クォリティ オブ ライフ向上を目指す、わたしたちの企業理念をご紹介します。

重点事業を中心に、さらなる成長を目指しています。

公正な企業活動を営むための5つの原則。



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