ドキュメント事業での取り組み
※このページはサステナビリティレポート2010の記事内容です。
「あつまる ぶつかる うまれる」新たな価値創造をよりお客さまのために
2010年3月に誕生した富士ゼロックス R&D スクエアは、多様な技術はもちろん、企業の具体的な課題が集まり触発を促す“都市型R&D”という新しいスタイルの研究開発を追求します。
ドキュメントを通じた、新たなコミュニケーションのあり方を探る
![[写真]富士ゼロックス 代表取締役社長 山本 忠人](pack/images/index_img_02.jpg)
富士ゼロックス 代表取締役社長
山本 忠人
富士ゼロックスは、1962年にゼログラフィー方式による初めての普通紙複写機を発売以来、情報伝達に革命を引き起こし、コミュニケーションを飛躍的に進化させてきました。コミュニケーションとそこに必ず介在するドキュメントは、企業活動にとってなくてはならない、大きな役割を果たしています。
だからこそ、富士ゼロックスは、ドキュメントサービスとコミュニケーションの新たな価値を提供することが、難易度を増すお客さまの経営課題解決への答えを導き出すと考えています。
よりお客さま視点に立ち、さまざまな課題を集め、それにこたえるあらゆる技術、知識をぶつけ、そこから新しいものが生み出されていくことを目指し、富士ゼロックス R&D スクエアを、その未来に向けた場として考えています。
お客さま視点による、新しい研究開発がコンセプト
お客さまは、その活躍の場がグローバルに広がり、かつ経営課題は大きく複雑化し、しかも解決に許された時間は限られるという状況に直面されています。
この難題を解決するために、「あつまる ぶつかる うまれる」をキーコンセプトに、人や情報、モノが行き交う都市の持つダイナミズムを体現する都市型R&D拠点をこの3月に開設しました。
お客さまの具体的な経営課題を聞き、富士ゼロックスのR&D機能と、パートナーとなる研究機関や企業の皆さまが寄り集まることにより、これまで以上に実証的で新しい研究開発を推進していきます。![[写真]富士ゼロックスR&Dスクエアの概念図](pack/images/index_img_01.jpg)
富士ゼロックスR&Dスクエアは、お客さまのさまざまな課題解決に向け、富士ゼロックスのR&D機能と、大学や専門の研究機関、パートナー企業が協力し、連携しあうことで、新たな価値を生み出していく場となります。
価値づくり拠点「R&D スクエア」
富士ゼロックスは、お客さまの期待に沿う新たな価値創造のために、研究開発拠点を“価値づくり(R&D スクエア)”と“ものづくり(海老名事業所)”の2カ所に集約しました。
価値づくりを担う「R&D スクエア」は、都心と隣接する横浜“みなとみらい21”地区にあります。近隣に多くの大学を擁し、国際的な港湾都市の歴史とともにアジアの玄関である羽田空港に近く、さらに飛躍的な発展を期待できる都市です。お客さまをはじめ、パートナー企業、大学・研究機関の皆さまにも開かれた場所として、活気ある研究開発を展開していきます。
- 参考:サスティビナリティレポート2009の紹介記事
(PDF:1.3MB)
TOPIC
開発・生産機能を再編・統合し、それぞれ独立の新会社を設立
富士ゼロックスは、目まぐるしく変化する事業環境に対し、よりスピーディーにより効率よく対応するため、また、さらに強靭な企業体質の獲得を目指して、分散している開発・生産機能を再編・統合しました。開発系の新会社富士ゼロックスアドバンストテクノロジーと、生産系の新会社富士ゼロックスマニュファクチュアリングを1月29日に設立して、4月1日から事業を開始しました。
サービス・ソリューション事業など新たな事業領域において成長を加速する体質に変革させ、さらにコスト競争力を発揮できる経営構造・体質に変革することで、持続的な成長を目指します。
富士ゼロックスアドバンストテクノロジーでは、複写機・プリンターに関する受託開発を行っている富士ゼロックスエンジニアリング、富士ゼロックス開発機能の一部と新潟富士ゼロックス製造、鈴鹿富士ゼロックス、富士ゼロックス情報システムにおけるハード・ソフトの開発機能を統合しました。富士ゼロックス本体の開発部門は、商品開発およびプラットフォーム技術、マーキング技術や新規技術開発に集中し、富士ゼロックスアドバンストテクノロジーは、画像読み込みや紙送り、周辺機器などのモジュール開発と、お客さまの要求に迅速に対応するカスタマイズ開発を行っています。
一方、富士ゼロックスマニュファクチュアリングでは、粉砕トナーや感光体を生産している富士ゼロックス竹松工場、EA(乳化重合法)トナー製造を担う富士ゼロックスイメージングマテリアルズ、電子部品や光学機器など基幹部品製造の鈴鹿富士ゼロックスおよびプリンター製造の新潟富士ゼロックス製造の生産機能を統合しました。
![[写真]R&Dおよび生産機能の再編・統合](pack/images/index_img_03.jpg)
R&Dおよび生産機能の再編・統合
TOPIC
中国リサイクル拠点が3Rの取り組みで中国政府から電機製品再製造モデル企業と認定
![[写真]Fuji Xerox Eco-Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.の外観](pack/images/index_img_04.jpg)
Fuji Xerox Eco-Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.の外観
富士ゼロックスが100%出資するリサイクル拠点、Fuji Xerox Eco-Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.(中国名:富士施楽愛科製造(蘇州)有限公司)が、中国政府工業情報部より、電機製品再製造モデル企業と認定されました。この認定制度は、中国政府の環境政策の一環として、再製造産業の大幅な発展、省エネと環境保全を推進する社会の建設に向け、業界を代表する再製造モデル企業を認定し、環境配慮型企業の育成・支援を図るものです。今回、中国で認定された35社(情報機器関連業界では3社)のうち、日本企業では唯一の認定となりました。
Fuji Xerox Eco-Manufacturing(Suzhou)Co., Ltd.は、富士ゼロックスチャイナが中国(香港、マカオ、台湾を除く)から回収した複合機・複写機などの使用済商品やカートリッジを徹底的に分解、分別し、再資源化を行なっています。2008年1月に稼働し2010年3月には、分解、再資源化の年間処理能力が使用済商品で年間15,000台、カートリッジで500,000個となり、商品の再資源化率98%以上を達成しました。
今回の認定は、生産者の責任として「廃棄ゼロ」「汚染ゼロ」「不法投棄ゼロ」を目指す富士ゼロックスの3R(Reduce, Reuse, Recycle)の取り組みが中国国内において理解され、評価されたものです。なお、中国でのリサイクルシステム構築に先立って、1995年には日本で、2004年にはアジア太平洋地域で廃棄ゼロ、汚染ゼロ、不法投棄ゼロを目指した資源循環システムを構築しています。また、このリサイクル拠点は、日本経済新聞社が主催する第19回日経地球環境技術賞(2009年度)ものづくり環境特別賞も受賞しています。
※このページはサステナビリティレポート2010の記事内容です。