2009年度 アメリカでのCSR活動
アメリカにおける社会貢献活動は、がんなどの健康にかかわる問題や家庭内暴力・貧困問題などの社会的課題に対しても行われています。それらはアメリカ国内だけにとどまらず、アフリカやブラジルなどの他国でも展開されています。
※このページはサステナビリティレポート2009の記事内容です。
ケニアの食道がん患者さんのクォリティ オブ ライフの向上に貢献
FUJINON, Inc.
![[写真]ケニアの食道がん患者さんのクォリティ オブ ライフの向上に貢献](pack/images/socialcontribution_img_01.jpg)
FUJINON, Inc.では、患者さんへの負担を最低限に抑え、クォリティ オブ ライフの向上に貢献するべく、内視鏡ソリューションを提供しています。フジノンの内視鏡は、胃の診断だけでなく、食道のような狭い部位などの診断にも適しています(特に、経鼻内視鏡は、スコープ部の細さを生かして懸念部をいろいろな方向から観察可能)。
近年、食道がんで死亡する人数は、世界で1年間に40万人を超え、そのうちの80%が発展途上国の人々です。FUJINON, Inc.では、食道がん罹患率の高い貧困層に医療を提供するブラウン大学医学部・ホワイト医師と、ケニア・メボット市の300床を抱えるキリスト教系病院・外科部長(医師)に賛同して、アフリカ・ケニア西部の農村にあるテンウェク病院に、内視鏡検査器具一式(ビデオ画像処理機、モニター、大腸内視鏡、胃カメラ、プリンター、その他の資材)を寄付しました。
今回寄付をしたテンウェク病院は、ケニア西部で唯一、食道がんの診断、治療およびケアができ、年間1,500件の内視鏡検査を実施している病院です。しかしながら、テンウェク病院では、内視鏡など必要な医療機器の老朽化が進んでいて、病院の経営状況を考えると患者さんの負担を最低限に抑えられるような医療機器の導入が難しいとホワイト医師から報告があり、FUJINON, Inc.はテンウェク病院に内視鏡検査器具一式を寄付しました。
社員が賞賛する団体へのデジタルカメラの提供
FUJIFILM Holdings America Corporation
![[写真]社員が賞賛する団体へのデジタルカメラの提供](pack/images/socialcontribution_img_02.jpg)
アメリカの富士フイルムグループ7社に勤める60人以上の社員が、地域のフードバンクや病院、社会福祉団体など、賞賛する団体を選定しました。2008年に選ばれた団体には、それぞれの活動のさらなる飛躍と、各地域の生活の向上を願い、「社員が賞賛する団体」という名目で、富士フイルムのデジタルカメラが贈られました。
家庭内暴力の被害者への援助支援
FUJIFILM Holdings America Corporation
![[写真]家庭内暴力の被害者への援助支援](pack/images/socialcontribution_img_03.jpg)
FUJIFILM Holdings America CorporationはInternational Center of Photography(国際写真センター)の卒業生、ペイジ・ストーヤー氏の写真プロジェクトをサポートしたことが評価され、ニューヨーク州最大のNPO「Sanctuary for Families」より、2009年の「Corporate Vision Award(企業部門賞)」を贈られました。ストーヤー氏は、家庭内暴力から逃れ安全で独立した生活を手に入れる「長い旅」の苦しい戦いぶりを何カ月間にもわたり写真におさめました。それだけでなく、被害者である女性たちに写真の撮り方を教え、写真を通じて、暴力によって失った自信、強さ、そして喜びを手に入れる手助けをしています。
FUJIFILM Holdings America Corporationは、この写真プロジェクトの意義に賛同し、資金的な援助に加え、プロ用フィルム、インクジェット写真用紙、デジタルカメラ「FinePix S8100fd」などを提供しました。
「10億本の植林プロジェクト」 への寄付
FUJIFILM Hunt Chemicals U.S.A., Inc.
![[写真]「10億本の植林プロジェクト」 への寄付](pack/images/socialcontribution_img_04.jpg)
ニュージャージー州アレンデールのFUJIFILM Hunt Chemicals U.S.A., Inc.は、事務用紙のリサイクル促進を行い、リサイクルされた用紙の重量に合わせて、The Nature Conservancyの「10億本の植林プロジェクト」に寄付を行いました。The Nature Conservancyは、世界中で生態学的に重要な土地や自然、人類に重要な水域を保護する活動を行っている環境保護団体です。約3,000kgの事務用紙が回収された結果、ブラジルのAtlantic Forestの682本の植樹の寄付につながりました。
乳がん啓発デジタルカメラセットの販売
FUJIFILM Medical Systems U.S.A., Inc./FUJIFILM U.S.A., Inc.
![[写真]乳がん啓発デジタルカメラセットの販売](pack/images/socialcontribution_img_05.jpg)
FUJIFILM U.S.A., Inc.の電子映像部門は、FUJIFILM Medical Systems U.S.A., Inc.とともに、FUJIFILM Medical Systems U.S.A., Inc. が推進している「10万人のママのためのマンモグラフィ」を展開するため、「乳がん啓発デジタルカメラセット」を限定販売しました。これには、デジタルカメラ「FinePix Pink Z20」に、カメラケース、xDメモリーカード、キーホルダーのほか、マンモグラフィに関する重要な情報を掲載した小冊子が入っています。
「V」財団ファンドへの寄付
FUJIFILM Recording Media U.S.A., Inc.
![[写真]「V」財団ファンドへの寄付](pack/images/socialcontribution_img_08.jpg)
V財団は、1993年にスポーツ専門テレビ局のESPNと、ノースキャロライナ州の有名なバスケットボールコーチでESPNの解説者だった故ジム・ヴァルヴァーノ氏が創設したがん研究の慈善団体です。「Show Your Spirit!」と名付けられたイベントで会社と社員から寄付金を贈りました。さらに、社員は各々が応援するバスケットボールチームの服を着て、がん研究サポートの意志を表しました。
ケニア、ナイロビでの“Kibera Slum”写真プロジェクトへの貢献
FUJIFILM U.S.A., Inc.
![[写真]ケニア、ナイロビでの“Kibera Slum”写真プロジェクトへの貢献](pack/images/socialcontribution_img_06.jpg)
FUJIFILM U.S.A., Inc.は、人口が100万人を超え、子どもがその半数を占めているアフリカ最大のスラムに富士フイルムのカメラ「QuickSnap」を寄付しました。そのスラムでは、福祉施設で働くボランティアが、遺児や危険な状態にある子どもたちを救い、食事を与えて勉強を教えています(3歳から15歳までの子どもたち、合計300人)。その中で、プロのカメラマンは30人の年長の子どもを対象に「QuickSnap」を使って写真教室を開き、子どもたちに大変喜ばれました。
KVC Behavioral Health Care, Inc. への無料印刷サービスの提供
FUJIFILM Sericol U.S.A., Inc.
![[写真]KVC Behavioral Health Care, Inc. への無料印刷サービスの提供](pack/images/socialcontribution_img_09.jpg)
KVC Behavioral Health Care, Inc.(KVC)は、医療と行動医学ケア、社会福祉サービス、教育を子どもたちと家族に提供する民間の非営利団体です。FUJIFILM Sericol U.S.A., Inc. は、顧客向けに印刷のデモを行う際に、素材としてKVCが必要とする印刷物の一部(ポスター、段幕など)をインクジェットソリューションセンターのデジタル印刷機器を使って印刷、無償で提供しています。
ローウェル記念病院「Team Walk for Cancer Care」への参加
FUJIFILM Recording Media U.S.A., Inc.
![[写真]ローウェル記念病院「Team Walk for Cancer Care」への参加](pack/images/socialcontribution_img_07.jpg)
Team Walk for Cancer Careは、命、精神、そして希望を尊ぶことを目的としています。このプログラムの特徴は、収益の全額がFUJIFILM Recording Media U.S.A., Inc. があるマサチューセッツに住む患者やその家族のために使用されることです。このチームの精神によって、ウォーキング・イベント参加者の一歩一歩に意義が込められ、そして患者に希望が与えられます。会社と社員が寄付を募り、さらにこのウォーキング・イベントにも参加しています。
ダートマス大学医学部「プラウティ・レース」への参加
FUJIFILM Dimatix, Inc.
![[写真]ダートマス大学医学部「プラウティ・レース」への参加](pack/images/socialcontribution_img_10.jpg)
FUJIFILM Dimatix, Inc.の社員は、がん研究の寄付を募るため自転車レースやウォーキング・イベントに参加しました。2008年は、4,000人以上が参加し、約200万ドルが集まりました。プラウティ・レースは、1982年に4人の看護師が、患者のオードリー・プラウティーさんの闘病生活とがん克服の意志に敬意と共感を持ち、ニューハンプシャー州のホワイトマウンテンの100マイルの道のりを自転車で走ったことから始まりました。それ以来、今日までに集められたがん研究、教育、臨床検査のための寄付金は、800万ドル以上になります。
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