気候変動問題への対応(地球温暖化防止):2008年度の取り組み内容のご紹介
国内事例
事例1:神奈川工場足柄サイトの製膜機省エネ活動
![[写真]神奈川工場足柄サイト温暖化対策委員会の皆さん(本プロジェクトメンバー)](pack/images/activity_img_15.jpg)
神奈川工場足柄サイト温暖化対策委員会の皆さん(本プロジェクトメンバー)
TAC(フラットパネル用ディスプレイ材料)を製造する製膜機は、停機している時もコンプレッサー等の補機類を運転し続ける必要があります。そのため、稼動率が低い時の消費電力をいかに抑えるかという課題にチャレンジし、コンプレッサーの稼動台数を最小限にするなど、補機類の省エネ運転を進めました。
活動とその結果(2009年度見込)
| CO2削減量 | 1,790トン |
|---|---|
| コストダウン金額 | 56百万円 |
事例2:神奈川工場小田原サイトの「電力見える化」活動
![[写真]神奈川工場小田原サイト温暖化対策委員会の皆さん](pack/images/activity_img_16.jpg)
神奈川工場小田原サイト温暖化対策委員会の皆さん
小田原サイトでは、2008年初めより電力使用量を「見える化」する取り組みを進めてきました。その結果、現在では電力の8割がどの建屋で、4割がどこの空調由来なのかというレベルまでを、計測できるようになりました。これは、徹底的なデータ解析を実施した結果です。
活動とその結果(2009年度見込)
![[図]エネルギー使用量の推移(国内主要6工場)](pack/images/activity_img_17.gif)
活動前後の日負荷曲線(時間毎の電力消費量)
| CO2削減量 | 4,522トン |
|---|---|
| コストダウン金額 | 121百万円 |
事例3:富士宮工場の「エアー漏れをやっつけろ!」活動
![[写真]富士宮工場温暖化対策委員会の皆さん](pack/images/activity_img_18.jpg)
富士宮工場温暖化対策委員会の皆さん
富士宮工場では全員参加で「ムダ」や「ロス」を探し出し、削減する活動を展開しています。エアーコンプレッサーで圧縮されたエアーは、製造設備になくてはならないものですが、配管や機器からエアー漏れがあると余計なエネルギーが必要になります。このエアー漏れを徹底的に探し出し、削減する活動を推進しました。
エアーリークモニターで漏れの可能性を把握
![[写真]エアーリークモニターで漏れの可能性を把握](pack/images/activity_img_19.jpg)
石鹸水で漏れの箇所を特定
![[写真]石鹸水で漏れの箇所を特定](pack/images/activity_img_20.jpg)
活動とその結果(2009年度見込)
| CO2削減量 | 600トン |
|---|---|
| コストダウン金額 | 12百万円 |
事例4:オフィス・家庭での取り組み(富士フイルムとその関係会社)
「アイス(ICE)・プロジェクト」の推進
![[写真]アイス(ICE)・プロジェクト](pack/images/activity_img_21.jpg)
国内の富士フイルムとその関係会社の従業員(約2万人)を対象に、2008年春からワークエリア、ライフエリア全般に関わるCO2排出量の削減を目指したチーム活動「アイス(ICE)・プロジェクト」(ICE=Ideas for Cool Earth)をスタートさせました。
ワークエリア(仕事場)では、ライトダウン、エコドライブ、クールビズ、ウォームビズなど省エネ行動に結びつく啓発活動を展開しています。ライフエリア(家庭)では、環境省が進めるチーム・マイナス6%の「1人・1日・1kgCO2削減活動」を「アイス・チャレンジ」と称してキャンペーンを展開しています。その対象は従業員とその家族のため、家族みんなでエコライフの実践に向けたチャレンジをしています。この他に、「100万人のキャンドルナイト」への参加、マイカー使用時のエコドライブの実践、「ノー・カー・デー」の推奨も呼びかけ、実施しています。
「アイス・チャレンジ2008」の参加者とその効果
| 参加者数 | 12,355人 |
|---|---|
| CO2削減量 | 559トン |
- ※ 『家庭生活からのCO2削減キャンペーン』と称し、2008年冬(10月から12月の3か月間)に展開。
国外事例
事例1:オフィス・販売・物流での取り組み(US Group:アメリカ合衆国内の100を超える拠点)
“FUJIFILM unplugged(省エネ)”活動の実施
事業活動により排出されるCO2量に課せられるであろう規制を見越し、アメリカの富士フイルムグループの従業員全員(約6,000人)が参加する省エネ活動を2009年初めから開始しました。対象となるのは、アメリカ合衆国にある生産、倉庫・物流拠点、事務所などの100を超える拠点です。各拠点では、エネルギー管理責任者を配置して、活動の「見える化」を行います。また、各拠点間の情報を共有するウェブサイトを設置するなど、協調性ある競争を促し、エネルギーの使用を抑え、CO2の排出削減に努めています。
施策内容
- 高効率の蛍光灯への交換
- 高効率の空調設備の導入
- 啓発活動
- 人感・温度センサーの導入
- 過剰な照明を消す など
3年後(2012年)の効果(見込み)
| CO2削減量 | 29,350トン(15%の削減量に相当) |
|---|
事例2:生産サイトでの取り組み(FUJIFILM Manufacturing Europe B.V.:オランダ工場)
風力発電設備の導入
![[写真]イメージ写真](pack/images/activity_img_22.jpg)
イメージ写真
オランダ、チルバーグ市にあるFUJIFILM Manufacturing Europe B.V.では、オランダのEvelop社と共同で、工場内に風力発電設備の設置を計画しています。現在、2012年春の稼動を目指し、環境認可、建設許可の手続きを進めています(オランダ工場のある地域内で初めての風力発電設備になる予定)。なお、余剰に発生した電力は、国の送電網を使って売電することも可能です。
発電設備の仕様とその効果
| 風力発電装置 | 5基(1基あたり最大3MW) |
|---|---|
| 発電量(年間) | 約22,000MWh/年(年間購入量の約28%に相当) |
| CO2削減量(年間) | 約15,000トン/年(年間排出量の約15%に相当) |




