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【重点課題3】製品・化学物質の安全確保

 

[図]推進方針2 重点課題3

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。

基本的な考え方

[画像]化学物質情報の入手・管理・伝達(JAMP(*1)の仕組みの利用)

化学物質情報の入手・管理・伝達(JAMP(*1)の仕組みの利用)

富士フイルムグループは、化学品、機能性材料、光学機器、オフィス機器、医療機器など、幅広い製品を製造しているため、化学物質の取り扱いの管理および化学物質情報の管理の観点で、製品の成り立ちに応じた管理規定を策定、運用しています。富士フイルムが1995年に制定した化学物質の取り扱いに関する管理規定に基づき、グループ全社で化学物質を確実に管理するとともに、2010年からは製品に含まれる化学物質の情報をサプライチェーンに沿って把握、管理、伝達する仕組みの定着と普及、世界各国・地域の法規制情報を的確に把握、確実かつ効率的に対応できる体制の強化を重点課題として取り組んでいます。

*1 JAMP(アーティクルマネジメント推進協議会):サプライチェーンに沿って製品に含まれる化学物質の情報を円滑に伝達、管理することを目的に、2006年に設立された業界横断の組織

目標

  • 「2020年までに化学物質の生産と使用における環境と人の健康への悪影響を最小化へ貢献」

トピックス

サプライチェーン全体での化学物質の情報管理を中国で開始

[画像]現地のお取引先向けの説明会を開催

RoHS指令、REACH規則などの製品含有化学物質に関する各国法規制が強化されており、富士フイルムはこれらに確実に対応するため、アーティクルマネジメント推進協議会(JAMP)が提案する情報伝達の仕組みを利用しています。この仕組みに準拠した管理システムを用いて、海外現地法人との含有化学物質情報の共有を行うほか、管理システムのサプライチェーンへの普及も進めています。

2014年には、この取り組みをアジアに拡大。当社中国最大規模の生産工場であるFUJIFILM Imaging Systems(Suzhou)Co.,Ltd.にて現地のお取引先向けの説明会を開催しました。この説明会によって、お取引先の理解を得て、本仕組みに準拠したITシステムによる化学物質情報の入手を中国でも開始。お取引先と協力しながら、情報収集と開示を進めています。

お取引先を対象に管理システムの操作説明会を開催

[画像]お取引先を対象に管理システムの操作説明会を開催

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。


   
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