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中期CSR計画の策定にあたって

 

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富士フイルムグループは、創立80周年を機に制定したコーポレートスローガン「Value from Innovation」の下、グループの経営の根幹となる目標として2014年度から2016年度の中期CSR計画「Sustainable Value Plan 2016(SVP2016)」を策定、これに沿って活動を行いました。SVP2016により、社会課題解決に向けた「新たな価値」の創出に積極的に取り組むことで、“持続可能な社会の発展”に貢献する企業を目指してきました。


※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。

社会的背景と基本的な考え方

現在、地球温暖化をはじめとした環境問題は危機的状況にある上、人権・格差などの社会課題も深刻さを増すなか、グローバル企業に対する、環境・社会課題解決への期待はますます高まってきています。一方、企業側も規制や要請に応えるだけでなく、こうした社会課題に目を向け、解決に向けた取り組みを新たな成長の機会とするなど、CSRと事業活動の連携はこれまで以上に重要になっています。

富士フイルムホールディングスは、持株会社体制になった直後の2007年、第1回の中期CSR計画を立案して以来、計画的にCSR活動を推進しています。第3回となるSVP2016は、深刻化する環境・社会課題やその解決に向けたグローバル企業への期待の高まりを受け、「技術、製品、サービスを通じた社会課題の解決に貢献」を計画に反映し、事業と社会課題の連携をより一層強めました。これは、当社のCSRの考え方である「事業活動を通じて企業理念を実践することにより、社会の持続可能な発展に貢献すること」を具現化したものでもあります。「VISION2016」でフォーカスした成長ドライバー(「ヘルスケア」「高機能材料」「ドキュメント」など)に関する4つの重点分野で、革新的な技術・製品・サービスを通じて社会課題の解決に取り組むとともに、これまで注力してきた事業プロセスにおける環境課題への積極的な取り組み、企業活動を支えるCSR基盤についても、ワールドワイドで強化・展開しました。

FUJIFILM Sustainable Value Plan 2016

※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。


   
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