ページの先頭です



働き方

 

※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。

<トピックス>働き方変革活動
複合機と各種クラウドサービスとの連携で働き方改革を支援

[画像]重点課題1・2

[図]2014-2016年活動経過

仕事上の責任を果たしつつ、個人や家族のライフステージに応じた柔軟な働き方を可能とし、仕事と生活の調和を図るワークライフバランス実現のための働き方改革は、大きな社会課題となっています。この課題を解決するためには、長時間労働を是正すると同時に、これによって削減された労働時間を補う生産性の向上への取り組みが不可欠となります。

富士ゼロックスは、1980年代から働き方変革の研究・実践に取り組み、時代に即した価値あるコミュニケーションを支援する企業として、自社での経験を踏まえた「新しい働き方」を提案してきました。2013年からは、煩雑な付帯業務を削減する営業支援システムの導入やモバイル環境の整備、サテライトオフィス開設などを実施し、2016年度の総労働時間は約13%、付帯業務時間は55%削減するなど、効果を上げています(2016年度実績、対2008年度比較)。こうした実績から富士ゼロックスは、ICT技術革新が著しく進む現代においては、必要な情報を「いつでも」「どこでも」「必要な形で」、効率的に活用することが、業務プロセスの生産性向上のキーとなると考えます。しかし今の時代において、自社の複合機やサービスだけで対応できることには限りがあります。富士ゼロックスの新コンセプト「Smart Work Gateway」では、業務プロセスや働き方に変革を求めるお客さまの声を反映するため、自社の複合機やサービスに加え、ビジネスクラウドサービス企業の株式会社コンカー(*1)、Sansan株式会社(*2)、Box(*3)の3社をはじめ、様々なビジネスパートナーと連携していきます。自社やパートナー企業のクラウドサービスや自社複合機が有機的にリンクし、お客さまに適したコミュニケーション環境の提供や業務プロセス改革を実現するエコシステムを、富士ゼロックスが中心になって構築。働く人々の生産性向上、業務効率化を実現し、企業の働き方改革への取り組みを支援します。

また精算業務の効率化、名刺管理・情報共有、情報へのアクセスやプリントなど、パートナー企業との連携クラウドサービスを支える基盤として、主要なクラウドサービスを一つのインターフェイスで接続できる「Cloud Service Hub」を新たに開発。複雑なクラウドシステムの統合が簡単にできるので、業務効率が向上し、クラウド活用のメリットを生かすことができます。さらに、富士ゼロックスのIoT(Internet of Things)技術やクラウド連携を通じて収集した様々な情報から、これまで培ってきた言語処理、画像処理、知識処理などの技術や、AIを活用したビッグデータ解析を通じ、お客さま課題とその最適な解決策を抽出します。

富士ゼロックスは、「Smart Work Gateway」の推進により、一人ひとりが高いパフォーマンスを発揮できる多様な働き方を可能にし、オフィスワークを新たなステージへ導くことで、働き方改革を支援していきます。

*1 株式会社コンカー:企業向け業務SaaSベンダーとしては世界第2位の規模である米国Concur Technologiesの日本法人。出張・経費管理をはじめとした従業員のバックオフィス業務を支えるサービス群を提供

*2 Sansan株式会社:組織内の名刺をデータベース化してシェアする法人向けクラウド名刺管理サービスを提供

*3 Box(NYSE: BOX):世界をリードするコンテンツマネジメント・プラットフォームとして、企業がクラウド上で重要な情報に安全にアクセスし、管理するための支援を行う。株式会社Box Japanは米国Box Inc.の日本法人

Smart Work Gatewayコンセプト図

[図]Smart Work Gatewayコンセプト図

※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。


   
ここからフッターです