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推進方針3

 

[図]推進方針3

企業が持続的に成長し続けるためには、経済的・法的責任はもとより、さまざまなステークホルダーに対する責任を意識した活動が求められます。Sustainable Value Plan2016では「コンプライアンス・リスクマネジメント」「人材」「バリューチェーン・マネジメント」の3つを、富士フイルムグループの持続的な企業活動を支える重点課題としています。

[図]グローバルなコンプライアンス意識の向上とリスクマネジメントの徹底

グローバルなコンプライアンス意識の向上とリスクマネジメントの徹底についてご紹介します。

[図]多様な人材の育成と活用

多様な人材の育成と活用についてご紹介します。

[図]CSR視点でのバリューチェーン・マネジメントの強化

CSR視点でのバリューチェーン・マネジメントの強化についてご紹介します。

※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。

SVP2016総括

3つの重点課題それぞれで着実に成果を上げました。

1. グローバルなコンプライアンス意識の向上とリスクマネジメントの徹底

残念ながら富士ゼロックス海外子会社で不適切な会計処理事案が発生しましたが、グループ全体で腐敗防止、ハラスメント防止、情報セキュリティの教育や従業員の健康増進を強化してきたほか、2011年の東日本大震災の教訓を生かし、2016年の熊本地震にて、熊本にある当社のグループ会社が早期復旧を果たすなど、BCPの強化を図ることができました。

2. 多様な人材の育成と活用

人材育成マップを作成し、グローバル人材研修など人材育成に力を入れたほか、多様な人材が自らの能力を発揮し、生き生きと働ける環境づくりを進めるため、「働き方改革」と「健康経営」の両輪で様々な施策を進めました。

富士フイルムグループの考える健康経営

[図]富士フイルムグループの考える健康経営

3. CSR視点でのバリューチェーン・マネジメントの強化

近年、世界的にサプライチェーンを通じた「持続可能な調達」という考え方が強まっていることを受け、2015年3月、グループの調達方針を改定するとともに、「調達におけるお取引先へのお願い」を明示し、お取引先でのCSR推進お取り組み状況の確認と、各社とのコミュニケーションを強化しました。

調達におけるお取引先へのお願い

バリューチェーン全体にわたり推進するCSR活動

[図]バリューチェーン全体にわたり推進するCSR活動

富士フイルムグループは企業行動憲章、行動規範、およびCSRの考え方を定め、誠実かつ公正な事業活動を通じてCSRを実践しています。こうした活動をより強化・拡大していくためには、当社グループだけでなく、調達、製造、輸送、使用、廃棄に至るすべてのプロセス、バリューチェーン全体で、相互に連携して取り組みを強化する必要があります。 富士フイルムグループは、バリューチェーン・マネジメント強化の一環として、2015年3月、グループの調達方針を改定するとともに、「調達におけるお取引先へのお願い」を明示しました。事業活動が社会に与える影響やその責任を認識し、自社グループ内だけでなく、お取引先にも当社グループの考え方を理解していただき、さらに連携して実践していくことにより、今後もともに発展しながら持続可能なバリューチェーンの構築を目指していきます。

新CSR計画「SVP2030」に向けて

企業が事業活動を行う際、社会に対してプラスの面だけではなく、マイナスの影響も引き起こす場合があります。富士フイルムグループはそうした社会に与える影響やその責任を認識し、当社のビジョンにも掲げている「オープン、フェア、クリア」な企業風土を、改めてグループ内に浸透させ、グループの事業基盤をより一層強固なものにしていきます。

また、こうした活動をバリューチェーン全体で強化・拡大していくために、環境側面・社会的側面において、お取引先との連携を強化し、「持続可能な調達」を実現していきます。さらに従業員に関しては、多様な従業員一人ひとりが、安全に、生き生きと活躍できるよう、引き続きガバナンス強化に取り組み、職場環境や仕組みづくりに努めていきます。

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※このページはサステナビリティレポート2017の記事内容です。


   
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