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【重点課題5】健康経営の推進

 

※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。

目標と主な成果

2030年目標

従業員の活力を維持する健康経営の推進

富士フイルムグループは、ビジョンとして掲げる「新たな価値を創造するリーディングカンパニーであり続ける」を実現するには、活力ある風土と、従業員が安心して心身ともに健康で生き生きと働くことができる環境が不可欠と考え、生活習慣病・禁煙対策、がん対策、メンタルヘルス対策、長時間労働対策を重点領域として、従業員の健康維持増進に向けた活動を推進しています。

また労働安全衛生については、「労働安全は事業活動の原点である」という考えのもと、安全最優先で従業員の労働安全の確保に努め、安全衛生関連の諸法令の順守の徹底を継続します。

労働安全衛生方針

2017年度の活動

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【目標】がん検診率を90%以上にする(男女:胃・肺・大腸)

  • 胃内視鏡検査、婦人科がん検診の受診者が順調に増加
  • 社内に内視鏡検診に特化したクリニックを開設し、「大腸内視鏡検診のすすめ」セミナーの開催等、継続的な啓発により従業員の利用を促進
  • 年代、性別など対象に合わせた個別メール、啓発案内等で受診を推奨

【目標】労働損失日数の低減

  • 全社健康・メンタルヘルス委員会を設置し、休業者の要因分析から、メンタル疾患に至る前に予兆を把握し、早期対策を講じる取り組みを実践
  • 2017年度より海外グループ全体の労災発生状況把握のための調査を開始
  • 労働安全管理に関する共通指標を策定し、自己監査制度を導入

【その他の主な活動】

  • 富士フイルム、富士ゼロックスの関係会社各社が健康増進計画のための目標、KPI等を設定
  • 事業所喫煙率の順位公表と重点事業所への個別アプローチを実施
  • 従業員が任意のタイミングで自身のストレス度をチェックするためのウェブツールを導入
  • 海外駐在員について、国内と同様に健康管理の仕組みを強化

今後の活動&目標

  • 各種施策の継続などによる富士フイルムグループ全体の健康経営推進体制、健康経営の強化
  • がん医療費に占める割合が高く、罹患者増加率も高い乳がん、大腸がんに重点を置いた対策
  • 「Health Data Bank(HDB)」を活用したさらなる健康増進施策の実行
  • 2019年の労働時間上限規制改正に向けた対策の継続

解説

富士フイルムグループは、2013年に各社の人事部、産業医、富士フイルムグループ健康保険組合からなるグループ横断の健康増進推進協議会を立ち上げ、取り組みを進めてきました。そして、グループ全体の健康経営をさらに強化していくため、2018年7月に富士フイルムホールディングスの下で健康推進グループを発足させています。今後、健康推進グループは健康増進のための重点施策を中心に、グループ一体となって健康増進活動のPDCAサイクルを回していきます。

また、従業員一人ひとりの定期健康診断結果、ストレスチェックデータなどを多面的に統合するHDBについて、グループ会社への導入をさらに促進するとともに、従業員、会社、産業医、産業衛生スタッフそれぞれが有効に活用できるようなシステムを構築していく予定です。

なお富士フイルムホールディングスは、2017年に引き続き「健康経営優良法人2018(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定されました。

[ロゴ]「健康経営優良法人2018」認定法人

「健康経営優良法人2018」認定法人

トピックス

健康増進プログラムの推進
(米国・富士フイルムグループがエアスクワットのギネス世界記録更新)

富士フイルムでは米国にある7つのグループ会社の従業員817人が、それぞれの会社に集まり「1分間にどれだけたくさんの人がスクワットできるか」というギネス世界記録を更新しました。

富士フイルムは、2014年から従業員のMSD(*)対策の一環として全米で健康増進プログラム「富士フイルムFit」の導入を進めており、ケガを減らし労災コストも削減するなど成果を上げています。参加したすべての会社が富士フイルムFitを導入しており、プログラムの浸透により各事業所の健康診断受診率が20%増加したことをきっかけに、今回のギネス世界記録への挑戦につながりました。

富士フイルムFitは、従業員が生き生きと働くことができるように、グループエクササイズのクラスをはじめとした数多くの心身の健康を向上させる環境を提供するプログラムです。今後もプログラムのさらなる浸透・拡大を進め、健康で安全な職場環境を維持していきます。

*MSD:背中や腰、腕などに慢性的な筋骨格系の痛みを伴う筋骨格系障害

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みんなでスクワットをする従業員。参加したのはFUJIFILM Manufacturing U.S.A., Inc.、FUJIFILM Holdings America Corporation、FUJIFILM North America Corporation、FUJIFILM SonoSite, Inc.、FUJIFILM Recording Media U.S.A., Inc.、FUJIFILM Diosynth Biotechnologies U.S.A., Inc.、FUJIFILM Dimatix, Inc.の7社

従業員の健康啓発活動
(「いつまでも健康で元気で働くために」をテーマに講演会を開催)

富士フイルムでは、従業員の健康啓発活動の一環として、22年間富士フイルムで産業医を務める富士フイルム健康管理センター・志和忠志センター長による講演を開催しました。

一般的な大企業の統計として在職者の死亡率は、がん50%、心筋梗塞・脳卒中などの動脈硬化25%、事故その他25%となっており、志和センター長着任前の富士フイルムもほぼ同じ状況でした。こうした実情から志和センター長が徹底的に行ったのが、様々ながん検診と生活習慣病予防のための健康習慣指導です。特にすべてのがんの危険因子ともいえる「喫煙、お酒の飲みすぎ、肥満」については、重点的に指導を行ってきました。

「産業医としての私の目標は、在職中に亡くなる人を極力ゼロに近づけることです。がんを早い段階で発見し、動脈硬化にならないように生活習慣を指導し、メンタルヘルス対策を行えば、ほとんどの死亡を防ぐことができる。しかし忙しい中で、社員が外部の医療機関で十分な検査・治療を受け続けることは大変です。そのため、できる限りのがん検診、生活習慣病の指導や治療、メンタルヘルス対策、禁煙指導、さらには予防接種やピロリ菌検査など、健康管理センターでできることは全部やっています」(志和センター長)。こうした取り組みの結果、22年前は年間10人以上いた死亡者が、2016年は事故での死亡1名のみとなり、病気で亡くなる従業員がゼロになるという大きな成果に結びつきました。

志和センター長の22年間の経験に基づく具体的な数字や事例による講演は、改めて生活習慣に潜むリスクと早期対応の必要性を認識してもらう良い機会となりました。富士フイルムでは、今後もこうした啓発活動を通じて従業員の健康への意識改革を図り、健康経営につなげていきます。

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東京地区で働く富士フイルムグループ従業員を対象に富士フイルム健康管理センター・志和忠志センター長が講演。3月15日、3月22日の2日間で約200人が聴講

がんを防ぐための12か条

  1. たばこは吸わない
  2. 他人のたばこの煙をできるだけ避ける
  3. お酒をほどほどに(日本酒1合、ビール大、焼酎2/3合以内)
  4. バランスのとれた食生活を(加工肉、牛肉の赤身控える)
  5. 塩辛い食品は控えめに(食塩:男9g、女7.5g以内)
  6. 野菜や果物は不足にならないように
  7. 適度に運動(歩行を日に60分、軽く汗をかく運動週60分)
  8. 適切な体重管理(BMI:男21〜27、女21〜25)
  9. ウイルスや細菌の感染予防と治療(ピロリ菌、肝炎ウイルス)
  10. 定期的ながん検診を
  11. 身体の異常に気が付いたら、すぐ受診を
  12. 正しいがん情報でがんを知ることから

7つの健康習慣

  1. たばこは吸わない。他人のたばこも避ける
  2. 脂質、甘いもの、塩分を控え、野菜中心の食事にして間食は控える
  3. 1日30分以上歩き、週30分以上汗ばむ運動をする(*)
  4. 毎日体重を測り、適正に保つ
  5. 定期的に検診を受け、糖尿病、高脂血症、高血圧は早期に治療する
  6. 飲酒は適度か、しない
  7. ストレスをためず、1日7〜8時間睡眠をとる

* 1日8000歩歩くとがん、糖尿病、高血圧、うつ病、認知症を予防

※このページはサステナビリティレポート2018の記事内容です。

関連情報

富士フイルムグループの幅広い事業や経営戦略をご紹介します。

人々の生活の質の向上と、社会の持続可能な発展に貢献するために。

富士フイルムグループは、企業とステークホルダー双方の視点に基づきCSR課題を検討し、重点課題の設定と具体的な施策を通して、CSR活動を推進しています。



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