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生活

 

※このページはサステナビリティレポート2016の記事内容です。

<トピックス1>地域の「みらい創り」活動
産官学と地域が協力し取り組む「遠野みらい創りカレッジ」

[重点課題2]

[画像]地域の「みらい創り」活動 2013-2015年活動経過

富士ゼロックスは、事業を通じての地域社会の課題解決を重要テーマの一つに掲げています。この活動の一環として、東日本大震災の被災地域の後方支援拠点となった岩手県遠野市で開校したのが「遠野みらい創りカレッジ」です。富士ゼロックスのコミュニケーション技術を活用し、みらい課題解決のために産官学と地域が協力関係を築ける場を構築・提供しています。

2年目となる2015年度は、運営基盤の強化に向けてカレッジ利用のさらなる促進を図り、地域:魅力あふれる教育環境、企業:新商品・サービス開発の種、大学:リアルな地域研究、官庁:新しい行政サービス、などを目的とした7つの領域・約20のプログラムを実施しました。地域住民をはじめ企業や大学などが参加し、2015年度の利用者5,316名、宿泊数約1,969泊と2014年度利用者3,569名の約1.5倍まで増加しました。その半数は首都圏利用者であり、経済面でも地元に大きな効果(約2億円)をもたらしています。また、遠野みらい創りカレッジも構成団体として参加する遠野・住田ふるさと体験協議会※1が農林水産省が主催する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝※2」(第2回選定)のグローバル賞を受賞するなど、地域創生の活動として注目・評価も高まっています。

今後は交流事業だけでなく、教育や産業振興、行政面などでの具体的な課題解決の取り組みプロジェクトを強化していくほか、宣伝広告のためのチームを設け、利用促進のための宣伝も実施していく予定です。

また、遠野でのノウハウを生かした「みらい創り」活動の全国展開も進め、「南足柄みらい創りプロジェクト」(南足柄市)のほか、2015年10月には壱岐市と「壱岐なみらい創りプロジェクト」の連携協定を締結し、日本の離島における新たな地域創生モデル構築を目指して活動を開始しました。地域創生に向けた取り組みは確実に進展しています。

※1 遠野・住田ふるさと体験協議会:遠野みらい創りカレッジも含め、遠野民泊協会や住田民泊協会など11団体で構成

※2 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」:農山漁村活性化の優良事例を農林水産省が選定し全国に発信するもの

カレッジで行われるプログラム※7つの領域で約20のプログラムを実施

[図]カレッジで行われるプログラム ※7つの領域で約20のプログラムを実施

活動の様子

[写真]地域創生の「社会人経営塾」(遠野3セクフィールドワーク)

地域創生の「社会人経営塾」(遠野3セクフィールドワーク)

[写真]中高一貫学習プログラムの「東大イノベーション・サマープログラム」

中高一貫学習プログラムの「東大イノベーション・サマープログラム」

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