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環境:事業を通じた社会課題の解決

 

<事例2> 「エコ」「クオリティ オブ ライフ」「効率」を同時に実現する“サステナブルな働き方”を提案

[重点課題1]

日本のCO2排出量のうち、オフィスなどの業務部門が排出するCO2はOA機器の普及などにより、減少どころか増加しているのが現状であり、早急に対応しなければならない課題となっています。富士ゼロックスは、お客さま先におけるCO2排出量を2020年までに年間700万トン削減という目標を掲げて活動を行っています。この目標達成のための重点項目として、お客さまに環境負荷を限りなく低減した製品の提供と、低炭素社会にふさわしい新しい働き方を創造・提供するソリューション・サービスの提供の2つを柱としています。

オフィスにおける環境負荷削減のアプローチには、燃料や電力、紙などの消費を減らす直接貢献と、労働時間や勤務スペースを減らす間接貢献があり、オフィスの省エネ実現にはこの両方を推進することが効果的です。富士ゼロックスでは、これらに共通するのはオフィスの中でCO2を発生させるあらゆる活動の“効率化”と考え、エネルギー・資源・労働力の効率化というアプローチから、地球環境にとっての「エコ」、働く人の「クオリティ オブ ライフ」、業務の「効率」の3つすべてを同時に実現する環境ソリューションを提案しています。2013年度は、これらの各ソリューションにおけるお客さま先での具体的なCO2排出削減効果の分析・把握作業を進めました。また、これらのソリューションをまとめた「環境ソリューションハンドブック」を作成、お客さまへの理解・啓発にも努めています。

2020年の目標達成に向けて、今後さらなるソリューションの提案、浸透を推進していきます。

オフィスにおける平均的なCO2排出量内訳と対応する環境ソリューション

[図]オフィスにおける平均的なCO2排出量内訳と対応する環境ソリューション

※このページはサステナビリティレポート2014の記事内容です。


   
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