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環境

 

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。

<トピックス1>5つの省資源を実現するソリューションで印刷業界の環境負荷低減をグローバルに展開

[重点課題1][重点課題2]

水やエネルギー、薬品、溶剤などを大量に消費し、環境への対応が求められる印刷業界ですが、中小企業も多いことから対策 への投資が後回しになりがちであり、“高生産性を前提としたグリーンプリンティング”は世界共通の課題となっています。

こうした状況を背景に、富士フイルムは世界共通のオフセット印刷分野向け省資源ソリューション「FUJIFILM SUPERIA(フジフイルム スーペリア)」を発表、グローバルな展開を開始しました。省材料(用紙や薬品などの資材の削減)、省工数(工程短縮・時間短縮による短納期対応)、省エネルギー(電気やガスの使用量削減)、省排出(薬品廃液やVOCなどの排出量削減)、省ウォーター(水使用量の削減)という“5つの省資源”を実現し、安定した高品質・優れた環境性に加え、確実な収益性アップという価値を提供するものです。富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(FFGS)とともに、環境への取り組みが進む欧米だけではなく、環境意識の高まりつつあるアジアや新興国など世界各国へ販売を展開していきます。

グローバルに展開するFFGSの展開拠点

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またスーペリアは、複数のソリューションで構成されていますが、なかでも完全無処理CTPはアルカリ現像やガム処理などの処理工程が一切不要なことから、オフセット用CTPの究極の省資源ソリューションとして高く評価され、現在までにワールドワイドで約3,000社、国内では約450社に導入されてきました。

2015年5月にはさらに進化した次世代の完全無処理CTPプレートを国内で発売、7月には新聞社の要望に応えて国内初となる新聞用完全無処理CTPプレートを発売するなど、幅広い省資源ニーズに対応しています。

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2015年4月に中国で開催された「PRINT CHINA 2015」で「SUPERIA」を正式に発表

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2014年から南アフリカでも積極的な展開を開始(写真は製品紹介のイベントの様子)

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