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生活:事業を通じた社会課題の解決

 

<事例5> 地域社会への貢献を目指し地域と観光客との新たなコミュニケーションを提案

[重点課題2]

日本各地で、地域活性化のための観光施策が模索されています。富士ゼロックスは観光客に満足度の高い観光ガイドの提供方法を研究し、約3年間、延べ10か所の観光地で実験を実施、2013年にスマートフォンを利用した「観光音声ガイドサービス」を商品化しました。観光客は地元ガイドが同行しているような生きた情報にふれることができ、観光情報に加えて地元お薦めの店舗情報や道案内など、地域のオリジナリティの高い情報を得ることができます。多言語(英語・中国語・韓国語)でのサービスも可能です。また、地域住民向けの安全注意喚起情報の発信など、地域の新たなコミュニケーションツールとしての可能性も期待されています。

なお本サービスは、地域の人と観光客とのコミュニケーションを生み出す新しい観光の仕組みを日本各地で提供し、持続可能な社会づくりに貢献している点が評価され、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しました。

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地方自治体は制作ツールを利用し、あらかじめガイドしたい場所の位置情報とテキストコンテンツをクラウド上のサーバーに登 録。観光客は、地方自治体が貸し出すスマートフォン端末用のアプリケーションと音声コンテンツが搭載されたスマートフォンを持ち自由に散策し、登録された観光スポットに近づくと、自動的に観光案内を聞くことができる。

※このページはサステナビリティレポート2014の記事内容です。


   
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