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【重点課題2】多様な人材の育成と活用:2014年度の活動「人材育成」

 

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。

[画像]人材育成コスト

富士フイルム

社員一人ひとりが自分の強みや個性を伸ばし、持てる力を最大限に高められるよう、戦略的に人材育成に取り組んでいます。特に「マインド(意志)の強化」と「プロセス(仕事のやり方)の強化」を重視し、入社3年目までの若手社員に対しては、主体的に行動することや何事からも学ぶ姿勢などを繰り返し啓発するための行動目標を定め、先輩社員がフォローする育成を行っています。中堅層やマネジャー層には、自己変革を促し、周囲を巻き込みながら仕事をやり抜く力を高める研修を実施しています。2014年度には「基幹人材強化」「キャリア強化」「若手人材強化」「昇格候補者研修」「機能強化(R&D・製造・営業・スタッフ)」「女性キャリアデザイン」「多様性マネジメント」「コミュニケーション力アップ」の観点で、各種研修を実施しました。

2011年度から本格的に始動したグローバル人材育成の取り組みは、「国籍・性別などにとらわれない人材の活用と育成」を基本に、グローバルなスキルとマインドの計画的育成、グローバルに働く機会の創出に取り組んでいます。海外赴任予定者向けの計画的な事前研修、実地で経験を積む海外派遣型研修などの実践的研修を実施しています。海外の現地法人社員向けには、幹部社員向け研修である「FUJIFILM Global Leadership Seminar」に加え、「FUJIFILM WAY」を浸透させる研修を実施しています。2014年度は、地域ビジネスを担う幹部候補者向け研修「Regional Leadership Seminar」を北米・欧州に加えて、中国でも展開を開始。また「FUJIFILM WAY」研修はアジア・パシフィック地域でも開始し、ドイツ、オランダ、アメリカ、ブラジル、中国、シンガポールの6か国で展開しました。

富士フイルム 海外現地法人社員関係施策

[画像]富士フイルム 海外現地法人社員関係施策

今後の進め方

2015年度も継続して、グローバル全体で優秀人材を計画的に発掘・育成・登用するための仕組みを推し進めます。

富士ゼロックス

富士ゼロックスが求めるのは、変化に対応し、変革を起こすことのできる「自ら考え行動する」人材です。そのために、従業員一人ひとりが自りつ(自立、自律)的に能力を伸ばし、成長を実感できるキャリアを形成する能力を開発できるよう、さまざまな施策を行っています。2014年度も、富士ゼロックスおよび国内関連会社で、職種別(研究・開発・生産、SE、CE、営業)、階層別(新卒、若手、リーダー層、マネジメント層)の教育体系の改定に引き続き取り組んだほか、科学的思考をもって仕事に取り組む職場風土醸成を目指し、全社的に問題解決研修を展開しました。

また、アジア・パシフィック市場をはじめとした世界での事業展開を加速させるために、ビジネスのグローバル化をリードできる人材の獲得と育成に努めています。具体的には、外国籍人材の獲得・活用、次世代リーダー人材に対するグローバル対応力を強化する研修を行っています。2014年度は海外業務研修を強化し、研修に派遣する社員数の増強や長期研修コースの新設、国内関連会社への応募対象資格の拡大、海外業務研修生の受け入れなどを実施しました。

変革リーダー人材・グローバル人材育成の展開経緯

[画像]変革リーダー人材・グローバル人材育成の展開経緯

今後の進め方

2015年度も当社の持続的成長に貢献する人材育成を目指し、マネジメント力強化、経営課題を解決する問題解決力の強化、グローバル人材対応力の強化の項目を重点的に実施していきます。

※このページはサステナビリティレポート2015の記事内容です。


   
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